アジア株は下落 原油高によるインフレ再加速懸念も下値は限定的、FOMCを前に売買手控え 東京時間11:10現在 香港ハンセン指数 17937.52(-59.65 -0.33%) 中国上海総合指数 3117.23(-7.94 -0.26%) 台湾加権指数 16606.92(-29.40 -0.18%) 韓国総合株価指数 2555.16(-4.05 -0.16%) 豪ASX200指数 7165.00(-31.63 -0.44%) アジア株は下落、原油高によるインフレ再加速が引き続き懸念されている。 きのう、NY原油価格が一時1バレル=93ドル台後半まで上昇したほか、カナダの消費者物価指数が予想を上回ったことも投資家心理を悪化させており、インフレ再加速に対する不安が高まりつつある。 また中国不動産危機も再燃。 碧桂園控股のドル建て債保有者が18日期限を過ぎてもまだ利払いを受け取っていないと明かした。そのほか、米JPモルガンが中国国有不動産開発業者のすべてが安全というわけではないと指摘。中国商人蛇口工業区ホールディングス、C&Dプロパティ・マネジメント・グループ、珠海華発不動産有限公司など一部不動産会社に「危険信号」が見られると指摘した。 一方で、中国湖北省武漢市が不動産市場活性化の一環として住宅購入制限を撤廃すると発表した。子供が2人以上いる世帯に対する住宅ローン規制を緩和するほか、2012年までに住宅を購入した人を対象に家具・家電を対象としたデジタル消費クーポンの配布を決定した。ただ、株式市場への影響は限定的。 香港株は反落。美団やレノボ、シャオミ、ネットイースなどハイテク関連が軒並み下落。医療品や消費者サービス関連の一角も下落している。
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