アジア株 香港株は下げ拡大、中国景気支援策期待後退 当局者会見に失望 碧桂園デフォルト危機再燃 東京時間14:05現在 香港ハンセン指数 17842.80(-154.37 -0.86%) 中国上海総合指数 3112.46(-12.75 -0.40%) 台湾加権指数 16552.22(-84.10 -0.51%) 韓国総合株価指数 2552.48(-6.73 -0.26%) 豪ASX200指数 7151.80(-44.83 -0.62%) インドSENSEX30種 67022.81(-574.03 -0.85%) アジア株は総じて下落、原油高によるインフレ再加速懸念が高まっている。 きのうのカナダの消費者物価指数が予想を上回る結果となったことも投資家心理を悪化させており、世界的なインフレ再上昇への警戒感が高まりつつある。 香港株は下げ幅を拡大、中国追加支援策への期待が後退している。 中国国家発展改革委員会の副委員長と人民銀行金融政策局長、財務省長官が揃って経済状況について記者会見を開いた。ただ、当局者は経済成長目標達成のため内需拡大に注力するとコメントしただけで、政策の詳細については言及しなかったため失望感が広がっている。 また、中国不動産不況への懸念も再燃。 碧桂園控股のドル建て債保有者が18日の期限を過ぎてもまだ利払いを受け取っていないと明かしており、再び同社のデフォルトの脅威が迫っている。 米JPモルガンは中国国有不動産開発業者のすべてが安全というわけではないとして、珠海華発不動産有限公司など一部不動産会社に「危険信号」が見られると指摘した。 香港市場ではネットイースや美団、バイドゥ、シャオミなどハイテク関連が総じて下落。CG SERVICESや龍湖集団、恒隆地産など不動産株も軒並み下落している。
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。