アジア株 上海株は続伸も大型連休を控え上値重い 恒大集団は売買停止、前日に会長が警察に連行される

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 上海株は続伸も大型連休を控え上値重い 恒大集団は売買停止、前日に会長が警察に連行される

東京時間11:02現在
香港ハンセン指数   17500.85(-111.02 -0.63%)
中国上海総合指数  3113.03(+5.71 +0.21%)
台湾加権指数     16378.75(+68.39 +0.42%)
韓国総合株価指数  2465.07(休場)
豪ASX200指数    7049.80(+19.46 +0.28%)

アジア株はまちまち。

上海株は続伸、きのう発表された中国8月の工業企業利益が半年ぶりに増加に転じたことを受け、中国経済が最悪期を脱したとの期待が広がっている。もっとも、明日から大型連休に入るほか、休み中に中国9月の製造PMI、財新製造業PMIが発表されるため、積極的な売買は手控えられており上値は重い。中国底打ち期待や原油高が材料視されており豪州株と台湾株も上昇している。

香港株は下落、不動産懸念が重石。
中国の不動産会社の恒大集団が28日、香港市場で売買停止となった。理由は明かされていない。不動産管理部門の恒大物業集団と電気自動車部門の恒大新能源汽車集団も売買停止に。きのう、恒大の会長が警察に連行され監視下に置かれているとブルームバーグが報じていた。同社の債務再編計画への影響が懸念される。

また、米金利高止まり懸念もくすぶっている。
米FRB高官が、「数回」の利上げが必要になる可能性もあるとタカ派な発言をしており、米金融引き締め長期化が懸念される。香港は米ドルに連動するペッグ制を採用しているため、米国が利上げを再開すれば香港も基準金利を引き上げることになる。

香港市場では消費者サービスやハイテク、医療品関連が軒並み下落している。龍湖集団や九龍倉置業地産投資など不動産株の一角も下落。一方、原油高を受け、中国海洋石油や中国石油天然気などエネルギー関連は総じて上昇している。

香港政府が2010年から続けている不動産を冷え込ませる厳格な措置をまもなく緩和させる方針だとの報道は不動産株にとってはポジティブ。ただ、現時点では恒大集団の問題が懸念されており、不動産規制緩和報道はあまり材料視されていない。

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