続落、イラクからトルコへ通じるパイプラインが再開へ=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=88.82(-1.97 -2.17%)

 ニューヨーク原油の期近は続落。先月にかけての上昇が一巡し、利益確定の売りが引き続き優勢だった。イラク北部からトルコへ通じるパイプラインが約6ヶ月ぶりに稼働を再開する見通しとなったことは圧迫要因。4日に石油輸出国機構(OPEC)プラスの共同閣僚監視委員会(JMMC)を控えて、主要産油国が自主減産を縮小するとの思惑が高まっていることも重し。

 時間外取引で11月限は91.88ドルまで強含んだが上値は伸びず、通常取引開始後は売りが優勢となった。引けにかけて88.46ドルまで下落した。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。