NY株式9日(NY時間13:53) ダウ平均 33579.60(+172.02 +0.52%) ナスダック 13472.66(+41.32 +0.31%) CME日経平均先物 31245(大証終比:+225 +0.72%) きょうのNY株式市場でダウ平均は中盤にかけて上げに転じている。週末にイスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが戦闘状態に入っており、双方で死者が1100人を超えたと伝わった。中東情勢への懸念から、週明けの市場にはリスク回避の雰囲気が広がり、ダウ平均も下げて始まった。 本日はコロンブスデーで米連邦法の祝日にあたり、銀行休業日でもあることから市場参加者は少ない。そのような中で、原油相場が急騰し、それもインフレを意識した株式市場にとってはネガティブ材料となっていた模様。 しかし、この日に伝わったジェファーソンFRB副議長やローガン・ダラス連銀総裁の発言が、これまでよりもやや慎重さを滲ませた内容となっていたことから、米株式市場は買い戻しが膨らんでいる。 先週の米雇用統計を受けてもFRBの利上げ期待が高まっていないことも株式市場の下値をサポートしており、短期金融市場では11月FOMCでの据え置きの確率を85%、12月FOMCまででは74%で織り込む動きを見せている。 中東情勢の緊迫化で防衛関連株や、原油相場の急上昇からエネルギー株が上昇。一部からは、「米国とイランが混乱に巻き込まれれば、緊張はさらにエスカレートする。緊張の激化と長期化は、世界を不況の瀬戸際に近づける『最後の藁』になるかもしれない」といった声も聞かれた。 ロッキード<LMT> 434.71(+33.98 +8.48%) RTX<RTX> 72.91(+3.14 +4.50%) ノースロップ<NOC> 471.11(+47.87 +11.31%) エクソンモービル<XOM> 110.81(+3.64 +3.40%) シェブロン<CVX> 167.46(+5.23 +3.22%) SLB<SLB> 58.28(+2.58 +4.62%) オキシデンタル<OXY> 64.09(+2.69 +4.38%) マラソン・オイル<MRO> 26.24(+1.65 +6.71%) ハリバートン<HAL> 41.33(+2.64 +6.81%) アップル<AAPL> 178.56(+1.07 +0.60%) マイクロソフト<MSFT> 329.92(+2.66 +0.81%) アマゾン<AMZN> 127.92(-0.04 -0.03%) アルファベットC<GOOG> 139.52(+0.79 +0.57%) テスラ<TSLA> 257.56(-2.97 -1.14%) メタ・プラットフォームズ<META> 318.56(+3.13 +0.99%) AMD<AMD> 106.97(-0.28 -0.26%) エヌビディア<NVDA> 453.89(-3.73 -0.82%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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