(NY時間14:49) エキファックス<EFX> 179.02(+3.86 +2.20%) 信用調査会社のエキファックス<EFX>が上昇。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想範囲内となった。しかし、ガイダンスでは通期見通しを下方修正したほか、第4四半期についても予想を下回る見通しを示していた。 決算を受けて同社株は売り先行で始まったものの、売りが一巡すると買い戻しが膨らみ上げに転じている。 アナリストが決算の明るい点を指摘した。 住宅ローンのアウトパフォームと人材開発事業の好調が懸念を和らげるという。経営陣は2024年の住宅ローン照会件数は減少を予想しているが、個人の信用状況を数値化したクレジット・スコアリングモデルであるFICOの利用料値上げを背景とした価格上昇により、逆風を相殺できるとしている。 (7-9月・第3四半期) ・1株利益(調整後):1.76ドル(予想:1.77ドル) ・売上高:13.2億ドル(予想:13.3億ドル) ・営業利益:2.46億ドル(予想:2.91億ドル) (10-12月・第4四半期見通し) ・1株利益(調整後):1.72~1.82ドル(予想:1.98ドル) ・売上高:13.1~13.3億ドル(予想:13.4億ドル) (通期見通し) ・1株利益(調整後):6.62~6.72ドル(従来:6.85~7.10ドル)(予想:6.89ドル) ・売上高:52.5~52.7億ドル(従来:52.7~53.3億ドル)(予想:52.9億ドル) 【企業概要】 北米・欧州・オーストラリアやその他の国の金融機関・政府機関等向けに情報分析サービスを提供する。ローン審査の際に利用する信用情報・支払履歴等をまとめたオンラインデータベースを提供するほか、従業員の雇用形態・収入等の情報をオンライン上で検証できるサービスを提供する。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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