きょうもドル円は150円手前での小動きに終始している。ただ、本日は強い米住宅指標の発表もあり、米国債利回りが上昇しているものの、ドル円は150円台に慎重な雰囲気に変化はない。日銀が来週の決定会合でイールドカーブコントロール(YCC)を再修正してくるのではとの観測と、底堅い米経済との綱引きが続いている。 市場では日銀のイベントリスクを意識した円高ヘッジのポジションが積み上がっているとの指摘も聞かれる。一方、もし、日銀が動かなければ、これらのポジション解消が加速し、円安を誘発するとの声もあるようだ。ボラティリティが高まっていないことから、財務省の介入は正当化されず、市場もそれへの警戒は薄れている模様。 また、明日のECB理事会や米GDPの発表がドル高を誘発するとの見方も出ている。特に米GDPについては強い数字が予想されており、エコノミストの上方修正も相次いでいる。前期比年率換算で4.3-4.5%程度が見込まれているようだが、予想以上に強い数字であれば、米国債利回りの上昇と伴に敏感に反応する可能性も留意される。 *米実質GDP(速報値)(第3四半期)26日21:30 予想 4.3% 前回 2.1% 個人消費 予想 4.0% 前回 0.8% GDPデフレータ 予想 2.6% 前回 1.7% PCEコアデフレータ 予想 2.6% 前回 3.7% USD/JPY 149.93 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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