ドル円、クロス円は円売りがやや優勢も、値幅は落ち着いている=東京為替概況 週明け11日の東京市場で、ドル円は円安がやや優勢となった。米国とイランの戦闘終結に向けた合意が進むとの期待もあったが、週末に示されたイランから米国への回答について、トランプ大統領が受け入れられない意向を示したことで、紛争長期化への懸念が有事のドル買い・原油買いにつながった。NY原油が一時100ドルを超える上昇を見せたことで、日本の貿易赤字拡大への懸念が強まったことも円売りを後押ししている。 ドル円は早朝に156.45円と、先週末終値156.68円を下回る水準を付けた。もっとも、先週金曜日の安値156.44円とほぼ同水準で下値が支えられると、その後は中東情勢をにらんでドル高が進み、朝方に156.80円台まで上昇。その後もドル高・円安の流れが継続し、昼前後に157.18円まで上値を伸ばした。午後は高値圏でのもみ合いとなった。 ユーロドルは1.17ドル台での推移。朝方はECBの追加利上げ期待などを支えとしたユーロ買いにより、1.1795ドルを付けた。しかし、6日の高値1.1797ドルや心理的な節目の1.1800ドルを付けきれずに反落すると、1.1744ドルまで急落。中東情勢をにらんだ有事のドル買いなども入っていた。その後は1.1750ドルを挟んでもみ合っている。 ポンドも、朝方は対ドルで値を落とす展開となった。1.3630ドル前後から1.3551ドルを付けた。その後は1.3600ドル前後の上値が重くなっている。英地方選挙での与党勢力の大敗は警戒感につながっているが、相場への影響は限定的だ。 ユーロ円は、朝方に対ドルでの下落もあって183.88円まで値を下げたが、すぐに反発。184.88円と朝の安値から1円のユーロ高・円安となった。ECBの早期利上げ期待もあり、堅調な動きが続いている。 ポンド円も朝の下げから反発。朝方は212.20円を付けたが、昼前に213.65円まで上昇。午後は213.40円を挟んだ推移となっている。 MINKABUPRESS 山岡
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