16日の金相場は利食い売り優勢の展開になった。13日には、週末にもイスラエル がガザ地区に地上軍を投入するリスクを織り込んでいたが、実際にはそうした動きがみ られなかったことで、短期筋が利食い売りに動いた模様だ。ただし、地上軍投入の可能 性が解消された訳ではなく、寧ろいつ投入が始まっても不思議ではない状況になってい る。イランなどは、こうした動きを強くけん制しており、中東情勢が改めて不安定化す るきっかけになるのではないかとの警戒感が強い。ボラティリティ指数VIXは抑制さ れており、米国株も底固さを見せるなど、マーケット全体では地政学リスクを十分に織 り込んでいないが、そのことが逆にヘッジ資産、安全資産としての金の重要性を高めて いる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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