−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/ 1) 904.3 914.7 885.8 894.3 - 11.9 (24/ 4) 911.4 921.7 893.8 901.9 - 11.2 パラジウム (23/12) 1139.00 1152.00 1110.50 1134.00 - 12.70 (24/ 3) 1140.50 1141.00 1125.50 1142.90 - 12.70 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 22,115 18,855 84,292 (- 781) パラジウム 2,972 3,159 21,304 (+ 8) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 33,665.08 - 332.57 17日 149.83/85 1.0575/77 ・ナスダック 13,314.30 - 219.45 18日 149.92/94 1.0535/37 ・10年米国債利回り 4.91 + 0.07 ・NY原油 (23/11) 88.32 + 1.66 ・SPDR保有金残高 855.45 0.00 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムは続落。前日比は、プラ チナが13.5〜10.7ドル安、中心限月の1月限が11.9ドル安、パラジウムが 23.40〜12.70ドル安、中心限月の12月限は12.70ドル安。 プラチナ1月限は反落。時間外取引では、パレスチナ自治区ガザの病院爆発を受けて 金主導で堅調となった。日中取引では、ドル高を受けて売り優勢となった。時間外取引 の安値を割り込み、下げ幅を拡大した。 パラジウム12月限は、ドル高を受けて売り優勢となった。 プラチナ1月限は時間外取引を903.6〜914.7ドルのレンジで推移し、前日 比3.1ドル高の909.3ドルとなった。1月限は安寄りしたのち、パレスチナ自治 区ガザの病院爆発を受けて金主導で堅調となった。欧州時間に入ると、2日以来の高値 914.7ドルを付けた。 日中取引は、ドル高を受けて売り優勢となった。時間外取引の安値を割り込むと、テ クニカル要因の売りが出て885.8ドルまで下落した。 パレスチナ自治区ガザの病院爆発で数百人が死亡した。アラブ諸国の指導者らはヨル ダンの首都アンマンで予定されていたバイデン米大統領との首脳会談をキャンセルし、 地政学的リスクが高まった。金急伸につれ高となる場面も見られたが、ドル高や株安を 受けて戻りを売られた。 パラジウム12月限は、時間外取引を1129.00〜1152.00ドルのレンジ で推移し、前日比11.70ドル安の1135.00ドルとなった。12月限は安寄り したのち、金主導で地合いを引き締めた。欧州時間に入ると、戻りを売られた。 日中取引は、ドル高や株安を受けて売り優勢となり、1110.50ドルまで下落し た。売り一巡後は買い戻されて下げ一服となった。 17日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの22万7573 オンス、パラジウムは変わらずの4万3271オンス。 今日の材料 ・アラブ諸国の指導者らはヨルダンの首都アンマンで予定されていたバイデン大統領と の首脳会談をキャンセルした。 ・9月の英消費者物価指数(CPI)上昇率は前月と同じ前年比6.7%となり、1年 半ぶりの低水準にとどまった。コアインフレ率は6.1%と、8月の6.2%から減速 したが、市場予想の6.0%は上回った。 ・イスラエル首相府は、パレスチナ自治区ガザへのエジプトからの支援は阻止しない が、イスラム組織ハマスに支援が届くことは容認しない方針を示した。 ・テルアビブに滞在中のバイデン米大統領は、イスラエルに対する「前例のない支援」 を週内に議会に求めると表明した。 ・米国家安全保障会議(NSC)のエイドリアン・ワトソン報道官は、現在入手可能な データを米国が分析した結果、17日に起きたパレスチナ自治区ガザの病院での爆発に ついて「イスラエルには責任がない」ことが示されたと発表した。 ・9月の米一戸建て住宅の着工件数は年率換算で前月比3.2%増の96万3000戸 だった。中古住宅の供給が不足していることを背景に、新築住宅に対する需要が押し上 げ要因となって大幅に増えた。 ・米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は、FRBがこれまでに実施した利上げ で経済が好調さを維持するのか、弱含むのか見極めるために「様子を見たい」と述べ た。 ・米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、インフレ率を連邦準備理事会(FRB) の目標である2%に戻すためには、政策金利を当面、高水準で維持する必要があると述 べた。 ・米地区連銀経済報告(ベージュブック)で、前回9月の報告以来、ほとんどの地区で 経済活動は大きく変化していないと述べた。物価は全体として緩やかなペースで上昇を 続ける一方、労働市場の逼迫は全国的に緩和されたという。 MINKABU PRESS
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