【場況】 金は続伸、銀はまちまち。金はニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まった。 その後は、円安一服やドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。銀はまちまち の値動きとなった。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が52〜64円高、金ミニが48.5〜 69.0円高、ゴールドスポットが78円高、銀が3.4円安〜1.1円高。 午前11時2分現在の出来高は、金が4万7693枚、金ミニが8404枚、ゴール ドスポットが1万2090枚、銀が5枚。 【NY金は地政学的リスクの高まりが支援】 金は地政学的リスクの高まりが支援要因になった。パレスチナ自治区ガザの病院爆発 で数百人が死亡した。イスラム組織ハマスはイスラエル軍の空爆によるものだと主張す る一方、イスラエルはパレスチナの武装勢力がミサイル攻撃に失敗した結果だとした。 アラブ諸国の指導者らはヨルダンの首都アンマンで予定されていたバイデン米大統領と の首脳会談をキャンセルし、地政学的リスクが高まった。米国は病院爆発について「イ スラエルには責任がない」ことが示されたと発表した。 9月の米住宅着工件数は前月比7.0%増の135万8000戸となった。市場予想 は138万戸だった。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は、FRBがこれま でに実施した利上げで経済が好調さを維持するのか、弱含むのか見極めるために「様子 を見たい」と述べた。米地区連銀経済報告(ベージュブック)で、前回9月の報告以 来、ほとんどの地区で経済活動は大きく変化していないと述べた。物価は全体として緩 やかなペースで上昇を続ける一方、労働市場の逼迫は全国的に緩和されたという。 金先限は夜間取引で上場来高値9430円を付けた。ニューヨーク高が支援要因にな った。円相場は1ドル=149円台後半で円安が一服した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、上げ一服。きのうの海外市場では、地政学的リスクの高ま りを受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の1950.20ドルから、利食 い売りなどが出て上げ一服となった。 午前11時現在、1948.45ドルで推移。銀は2281セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が1938.43ドル、銀が2313セント。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。