●論点解説穀物、大豆需要環境の改善が進む=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 米農務省(USDA)は中国向けに大豆13.2万トンの大口輸出成約を報告した。
9月は中国を筆頭に消費国が米国産大豆の調達に慎重姿勢を見せていたが、ここにきて
活発に買い始めている。輸出需要の回復が進んでいることは、大豆相場の下値不安を後
退させよう。大豆は16日に発表された9月大豆圧砕高も強めの数値になっており、需
要環境の評価が急激に改善している。穀物市場全体ではハーベスト・プレッシャーの織
り込みに一服感が目立ち、トウモロコシ先行でポスト・ハーベスト・ラリーを打診して
いたが、需要環境の改善で大豆もその流れに乗り始めている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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