−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2023/11 1,311.00 1,317.75 1,300.25 1,315.50 + 4.50 2024/01 1,328.75 1,333.75 1,317.50 1,331.75 + 2.50 2024/03 1,338.50 1,342.00 1,328.50 1,340.00 0.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 435,952 362,916 845,068 (+ 2,982) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(10月12日までの週) 大 豆:137万1900トン(事前予想レンジ:65万〜115万トン) 大豆粕: 43万7400トン(事前予想レンジ:20万〜 40万トン) 大豆油: 4万4000トン(事前予想レンジ: 0〜 3万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(10月25日−10月29日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を上回る コーンベルト東部の気温は平年並み〜上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は総じて続伸。終値の前営業日比は変わらず〜5.00セント高。中心限月の 11月限は4.50セント高の1315.50.00セント。 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が前週を上回り、引き続き100万ト ン台を維持したことが強気材料となった。また、コーンの堅調な足取りも強気材料視さ れたが、これまでの上昇の後で上値警戒感が強まり上げ幅は限られた。 11月限は1311セントで取引を開始した後のアジアの時間帯は1309セント〜 1313セントの限られたレンジ内で高下。欧州の時間帯に地合いを引き締めて 1317.75セントの高値に達した後に急落し1300.25セントの安値を付けた が、シカゴの時間帯には持ち直し1310セント台後半を回復。この日の高値に近い水 準を維持して取引を終えた。 米農務省(USDA)が発表した10月12日までの週の週間純輸出成約高は137 万1900トンで前週の105万6800トンを上回った。今年度の累計純輸出成約高 は2088万0900トンで、前年度同期の3044万1200トンを約31.4% 下回っている。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 プレーンズでは、穏やかな天気となり降雨の発生もないため夏穀物の成熟と収穫、そ して冬小麦の作付、発芽、生育が進行している。ただ一部地域では乾燥が発芽に影響し ている地域もある。 コーンベルトではミシガン州からオハイオバレー下流にかけての地域の限られた地域 で降雨が発生。またミシシッピーバレー上流でも散発的な降雨が発生。この雨により農 作業に若干の遅れが生じているが、大豆とコーンの収穫はこの数週間に渡って平年を上 回るペースで進んでいる。 米国南部では、ミシシッピーデルタ北部で散発的な降雨が発生。その他の地域では降 雨の発生は無く冬小麦の作付けや他の穀物の収穫などの農作業が進行。メキシコ湾岸西 部では季節外れの高温となっており、19日の最高気温は32℃に達している。 現在中西部を通過中の低気圧は21日までには大西洋沿岸北部に達するだろう。この 低気圧の影響で北東部での雨量は25〜50ミリに達する見込み。低気圧が通過した後 には気温が低下する見通しで、北東部の広い範囲で降霜または凍結が発生する見込み。 また来週、上旬までにロッキー山脈北部およびプレーンズでは著しく気温が低下するも よう。 6〜10日予報に関しては、10月24〜28日にかけて、プレーンズ北部では平年 よりも気温が低下するほか、月末にかけてロッキー山脈北部およびプレーンズでは低温 が続く見込み。一方、この間の雨量は多くの地域で平年並〜平年を上回るだろう。 大豆製品は、大豆粕は大豆の堅調に追随高となった。大豆油は原油高にもかかわら ず、大豆粕とのストラドルに絡んだ売りに値を落とした。大豆粕期近12月限は前日比 9.20ドル高の423.00ドルで終えた。 今日の材料 ・コーンベルトではミシガン州からオハイオバレー下流にかけての地域の限られた 地域で降雨が発生。 ・ミシシッピーバレー上流でも散発的な降雨が発生。 ・中西部を通過中の低気圧は21日までには大西洋沿岸北部に達するが、この低気圧の 影響で北東部での雨量は25〜50ミリに達する見込み。 ・中西部では低気圧通過後に気温が低下し、北東部の広い範囲で降霜または凍結が 発生するもよう。 MINKABU PRESS
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