石油市況=原油は総じて急反落、ドバイ原油の現物が急落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2024/04   75,000     ±0  2024/04   73,000     ±0  2024/03   80,010 -1,110
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15:15 現在
NY原油    夜間取引 期近 12月限 87.06 ドル -1.02
ブレント原油   夜間取引 期近 12月限 91.40 ドル -0.76
ドル・円相場 15:15 現在   149.93 円  前営業日比  0.06 円の円安
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【市況】
 東京石油市場は原油が総じて急反落。為替が1ドル=150円手前のもみ合いとなる
なか、20日の海外原油先物が反落したことに圧迫された。20日の国内大引け時点の
海外原油は上昇しており、高値更新後に大きく崩れたことや、週明けのアジアの時間帯
の夜間取引でさらに崩れていることで、東京石油の下げ幅は大きくなった。なお週明け
のドバイ原油の現物も朝方に急落した後さらに軟化している。
 原油は大半の限月が4ケタ安の急落。ガソリン、灯油はともに約定せずに値動きな
し。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油が出来ず、軽油は出来ず。原油は2010円
安〜20円高。中京ガソリンは変わらず〜900円高、灯油は出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が3705枚。中京
ガソリンが2枚、中京灯油が0枚。

【原油3月限は急落後引けで8万円台維持】
 東京石油市場は原油は総じて急反落。前週末の国内夜間取引の前半は戻り高値圏での
もみ合い。ただそこでこの日の高値を付けると、後半は崩れる展開となった。週明けの
日中取引の午前にこの日の安値を付けた後、午後にかけて大幅安水準でのもみ合いが続
いた。
 原油の6番限となる3月限は、国内夜間取引の前半にこの日の高値8万1450円を
付けた後、週明けの日中取引の午前には7万9700円まで崩れた。その後8万円の節
目が上値抵抗となっていたが、引けでは辛うじて8万円台に乗せた。

【ニューヨーク原油の時間外取引は下落】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は下落。12月限は、午後3時15分現在、
前日比1.02ドル安の87.06ドル辺りで推移。

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