海外市況サマリー(23日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−-
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金   2023/12 1,987.8  - 6.6    シカゴ大豆   2023/11  1,286.75  -15.50
NY銀   2023/12 2,321.00 -29.4    シカゴコーン  2023/12    490.25  - 5.25
NYプラ  2024/ 1   905.0  - 0.1    NY原油   2023/11     85.49  - 2.59
NYパラ   2023/12 1,139.20 +28.00   ドル・円              149.69  - 0.18
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◎NY外為=ドル円は149.60円台で推移
 NY時間の終盤に入ってドル円は149円台半ばに下落した。NY為替市場はドル売
りが優勢となり、ドル円は149.55円付近まで一時下落。一時5%台に上昇した米
10年債が急速に下げに転じたことがドル売りを誘発した模様。
 今週は来週のFOMCに向けて委員が発言を控えるブラックアウト期間に入っている
が、先週のパウエルFRB議長の講演内容からすると、今回は利上げは見送るものの、
追加利上げはもうないとの市場の観測には一石を投じていたようだ。来週のFOMCは
その通りの内容になるのではとの見方がコンセンサスになっている。
 ただ、ドル円についてはむしろ、FOMCの前にある日銀決定会合に注目が集まって
いる模様。展望レポートでのインフレ見通しの上方修正は市場もほぼ確実視しているよ
うだが、それに伴ってイールドカーブ・コントロール(YCC)も修正するのではとの
思惑が広がっている。その場合、短期的に積み上がっている円ショートの巻き返しが過
度に加速する可能性は警戒される。

◎NY貴金属=総じて反落、金は利食い売りが圧迫
 ニューヨーク金、銀は反落。
 金12月限は反落。時間外取引では、イスラエルのガザ侵攻の後ずれを背景に利食い
売りなどが出て売り優勢となったが、侵攻見通しに変わりはなく、押し目は買われた。
日中取引では、ドル安となったが、手じまい売りなどが出て軟調となった。
 銀12月限は、金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが小反落、パラジウムは反発。
 プラチナ1月限は小反落。時間外取引では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となっ
たが、金に押し目買いが入ると、下支えになった。欧州時間に入ると、下げ一服となっ
たが、戻りは売られた。日中取引では、買い戻されて下げ一服となったが、金軟調に上
値を抑えられた。
 パラジウム12月限は、株安を受けて一代安値を更新したのち、買い戻されて下げ一
服となった。

◎LME=アルミは小幅続落、銅は米債利回り低下とドル売りを受けて反発
 アルミ3カ月物は小幅続落。2181.50ドルと前週末の終値と同値で取引を開始
した。その後、アジア株安や米債利回り上昇を受けたドル買いの動きが重石となって下
値を探る足取りを展開し、一時2162ドルの安値を付けた。安値を離れたことで買い
戻す動きが膨らんだものの、2189ドルに達すると頭打ちとなる上値の重くなり、上
げ幅を削り、小安く引けた。
 銅3カ月物は反発。7934ドルと小安く取引を開始した後もアジア株安を嫌気した
売りに押されて7856ドルの安値まで軟化し、安値を模索。安値を離れた後は米債利
回り上昇を受けたドル買いの動きが重石となっていたが7930ドルを上抜いたことで
買い戻す動きが広がり浮上。米債利回りが低下に転じたうえ、これを受けてドル売りの
動きが広がったことで買い戻されて7995ドルまで浮上。高値では転売が見られたが
堅調地合いを維持して終えた。

◎NY原油=続落、人道支援の開始や人質開放で緊迫感がやや緩和
 ニューヨーク原油は続落。
 イスラエルとパレスチナの武装組織ハマスの武力衝突が続くなかで、外交的な解決を
探る動きが広がっていることから、中東情勢の緊迫感がやや後退した。エジプトのラフ
ァ検問所を経由して、パレスチナ自治区ガザへの支援物資の搬入など人道支援が始まっ
ているほか、ハマスは人質を一部開放した。ただ、イスラエル軍はガザ地区への爆撃を
継続しているほか、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区へのイスラエル軍による攻撃
が激しくなっている。
 改質ガソリンの期近は反落。ヒーティングオイルは続落。原油安が重しとなった。

◎シカゴ大豆・コーン=総じて続落、収穫進展に伴う需給緩和見通しなどで
 大豆は総じて続落。
 今月12日から19日にかけて大きく値を切り上げていたことで利益確定の動きが出
やすいなか、米産地での収穫進行と、これに伴う需給緩和見通しや、収穫が進行するな
かでイールド予測の上方修正観測が強まっていることが弱材料視されて売り優勢となっ
た。米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高は強気な内容だったが、反応は乏しく
期近限月は2ケタ安を記録した。
 コーンは出来高の薄い先限以外が続落。
 前週に大きく上昇下ことで利益確定の動きが入りやすい状況のなかで米国での収穫進
行とこれに伴う需給緩和見通しに加え、乾燥が懸念されるブラジルでの降雨予測が浮上
したことで売り優勢で運ばれた。大豆の軟調も弱材料視されたが、その一方で小麦が堅
調となったため、下げ幅は限られた。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。