−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2023/12 480.00 484.25 477.50 478.25 - 2.50 2024/03 494.00 498.25 491.75 492.75 - 2.50 2024/05 502.75 506.25 500.25 501.00 - 2.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 204,423 213,859 1,403,426 (+ 5,534) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時の数字です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(10月26日までの週) コーン:53万1516トン(前週改定値:44万9261トン) 小 麦:18万9842トン(前週改定値:16万9480トン) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省発表の週間作物進度報告(10月29日までの週) コーンの作柄の発表は終了。 コーン:収 穫: 71%(前週59%、前年74%、平年66%) 冬小麦:作 付: 84%(前週77%、前年86%、平年85%) 発 芽: 64%(前週53%、前年60%、平年64%) 作柄 良以上: 47%(前週 — 、前年28%) 劣以下: 18%(前週 — 、前年35%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(11月5日−11月9日) コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンはまちまち。期近が下落。終値の前営業日比は2.50セント安〜2.50セ ント高。中心限月の12月限は2.50セン安高の478.25セント。 前週末に大豆につられて上昇した後で大豆が急反落に転じたことが転売を呼んだ。ま た、南米生産国の降雨も弱材料視された。ただ、コーン自体の新規材料には乏しいため 比較的、小幅な値動きにとどまった。 期近12月限は480セントで取引を開始した後、アジア株高を映した買いが入り、 484.25セントの高値に達したが、その後は値位置を切り下げる足取りを展開。シ カゴの時間帯に477.50セントの安値に達したところで買い戻されたが、戻り売り に値を崩されて安値に顔合わせした。終盤は480セントが上値抵抗線といて意識され る展開となるなか、この日の安値に近い水準で終了。 米農務省(USDA)が発表した10月26日までのコーン週間輸出検証高は53万 1516トンで前週改定値の44万9261トンを下回った。なお、前年同期は44万 5693トンだった。累計量は494万5072トンで前年同時期の421万6155 トンを約17.3%上回った。 USDAによると10月29日時点のコーン収穫率は71%で平年の66%を上回っ たが、前年の74%を下回った。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 プレーンズでは低めの気温のなか降雨は発生していない。テキサス北部および西部以 北では30日朝方には凍結注意報が発令された。気温低下の影響で冬小麦の生育ペース は鈍化しているほか雪で覆われていない地域では発芽後の生育に影響が出る可能性もあ る。モンタナ州およびノースダコタ州では積雪が見られる一方、ネブラスカ州およびコ ロラド州東部、そしてカンザス州北西部ではところどころでの積雪にとどまっている。 コーンベルトではオハイオバレー及び五大湖周辺地域での氷雨は止んでいる。気温の 低下に伴い中西部での生育期は終了。なお、雨が止んでいる地域ではコーン及び大豆の 収穫が行われている。 米国南部では強い寒冷前線がアパラチア山脈中部からメキシコ湾岸中部にかけて広が っている。低温と強風のなか氷雨も発生。一方の南東部では暖かな気温と降雨の発生が ないなか、冬小麦の作付け及び夏穀物の収穫が進行。 今週は寒冷前線は週半ばまでに東海岸に到達するが、その影響で多くの地域では降雨 は発生しないながら低めの気温となる見込み。また、南東部および中西部南部では降雨 が発生しても雨量はごく少量にとどまるもよう。今後5日間はロッキー山脈北部および ハイプレーンズなどで小雨となる見通しだが、多くの地域で概ね降雨は発生しないだろ う。 6〜10日間予報について11月4日〜8日には多くの地域で気温及び雨量は平年並 〜平年を上回る見通し。 シカゴ小麦は期近が下落。ウクライナからの穀物輸出が再開されたことを受けて、黒 海地域からの供給引き締まり懸念が後退するなか売り優勢となった。中心限月の12月 限は、前日比9.50セント安の566.00セントで取引を終えた。 今日の材料 ・コーンベルトではオハイオバレー及び五大湖周辺地域での氷雨は止む。 ・気温の低下に伴い中西部での生育期は終了。 ・雨が止んでいる地域ではコーン及び大豆の収穫が進行。 ・10月22日時点のコーン収穫率は59%で前年と同率、平年の54%を上回る。 ・10月19日までのコーン週間輸出検証高は43万7549トンで前週改定値の 46万6604トンを下回る。 MINKABU PRESS
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