中東情勢は不安定だが、原油供給障害は発生していない。このまま供給障害が発生し なければ、急伸リスクは低い。一方、マーケットの関心は需要不安にシフトしている。 現実の需要環境は必ずしも悪くないが、漠然とした不安心理が優勢になり、80ドルを 割り込んだ。相場の勢いが強いとは言い難いが、75ドル、70ドルと支持線は切り下 がる。サウジアラビアとロシアは供給調整による原油高に強くコミットしているが、マ ーケットの反応は鈍い。ただし、現在の価格水準は下げ過ぎであり、中期目線だと物色 妙味は大きい。当面の石油需給は緩和見通しにない。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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