(NY時間14:56) スリープ・ナンバー<SNBR> 11.23(-4.80 -29.94%) 寝具の製造販売を手掛けるスリープ・ナンバー<SNBR>が大幅安。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高が予想以上に大幅な減収となったほか、1株損益は予想外の赤字となった。売上高も予想を下回っている。通期の1株損益の見通しも予想外の赤字見通しを示した。人員削減のための店舗閉鎖も計画していることを明らかにした。 アナリストはこの動きは業界の需要の弱さを示していると指摘している。「第3四半期に思い切った失敗をした結果、抜本的な対策が必要となり、純負債のレバレッジが大きく、現金消費も激しいため、同社はリストラ計画を実施する必要がある」と指摘。「マットレスの需要は低迷しているが、ここ数年の戦略的失策で不安定な財務状況に陥っている」とも述べていた。 (7-9月・第3四半期) ・既存店売上高:-14%(予想:-4.7%) ・1株損益(調整後):-0.10ドル(予想:+0.17ドル) ・売上高:4.73億ドル(予想:5.12億ドル) ・粗利益率(調整後):57.4%(予想:57.9%) ・EBITDA(調整後):0.37億ドル(予想:0.37億ドル) (通期見通し) ・1株損益(調整後):-0.70ドル(予想:+1.75ドル) 【企業概要】 個人の寝姿勢に合わせた枕をはじめ、睡眠の快適性と質を向上させるための睡眠用品をデザイン・製造し、主に小売店及びウェブサイトを通じて販売する。ベッドのOSであるSleepIQテクノロジーを組み込んだSleep Number 360スマートベッドは、一人ひとりの睡眠に合わせて細部まで調整された優れた睡眠体験を実現する。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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