アジア株 総じて下落、香港株は大幅続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:03現在 
香港ハンセン指数   17203.26(-308.03 -1.76%) 
中国上海総合指数  3038.97(-14.31 -0.47%) 
台湾加権指数     16682.67(-62.98 -0.38%) 
韓国総合株価指数  2409.66(-17.42 -0.72%) 
豪ASX200指数    6976.49(-38.40 -0.55%) 
インドSENSEX30種  64750.32(-81.88 -0.13%) 

 10日のアジア株は総じて下落。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が「十分な引き締めを行ったと確信していない」「必要であれば追加利上げをためらわない」と発言したことで、金融引き締め長期化観測が台頭して米長期金利が上昇した。これを嫌気して、アジア株はおおむね売り優勢で推移した。
   
 上海総合指数は続落。石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)、石炭会社の陝西煤業が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、保険大手の中国人寿保険、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、化学品メーカーの万華化学集団が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅続落。再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、不動産投資会社の九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアルエステート・インベストメント)、自動車販売の中升控股(チョンサン・グループ・ホールディングス)が売られた。
   
 豪ASX200指数は反落。資源・鉱山会社のBHPグループ、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループが買われる一方で、銀行大手のナショナル・オーストラリア銀行、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズ、ワインメーカーのトレジャリー・ワイン・エステートが売られた。

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