貴金属は、軒並み下落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優 勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)もニューヨーク安を受けて軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は17.84ドル安 の1939.23ドル、銀が42セント安の2225セント、プラチナが19.99ド ル安の839.50ドル、パラジウムは10.50ドル安の963.50ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=151.46/48円で、前営業日の 大引け時点から0.09円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が9432円前後、銀は108.5円前後、プラチナは 4095円前後、パラジウムは5100円前後。 【NY金は米金融当局者のタカ派発言が圧迫】 金は前週末の海外市場では、米金融当局者のタカ派発言などを受けて売り優勢となっ た。 金は米金融当局者のタカ派発言などが圧迫要因になった。パウエル米連邦準備理事会 (FRB)議長は、適切なら一段の政策引き締めを躊躇しないと述べた。米サンフラン シスコ地区連銀のデイリー総裁は、インフレ率を目標の2%に戻すための連邦準備理事 会(FRB)による利上げが終わったか、まだ明言する準備はできていないと述べた。 11月の米ミシガン消費者信頼感指数速報値は60.4と前月の63.8から低下し、 5月以来の低水準となった。4カ月連続で低下したが、1年先のインフレ期待は4.4 %と2カ月連続で上昇し、7カ月ぶりの高水準となり、インフレ懸念が残っている。一 方、ジョンソン米下院議長は、共和党保守強硬派が求めている大幅な支出削減は除いた つなぎ予算案を提示した。つなぎ予算は17日に期限切れとなる。 ブリンケン米国務長官は、イスラエル軍とパレスチナ自治区ガザを実効支配するイス ラム組織ハマスの戦闘で「あまりにも多くのパレスチナ人が死亡している」と非難し、 民間人の保護を確実にするため一段の措置を講じる必要があると言明した。イスラエル 軍はガザでハマスに対する攻撃を継続し、複数の病院周辺で地上攻撃や爆撃を強化し た。イスラエルはハマスが司令部として使っていると主張した。 銀は前週末の海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。 【NYプラチナはドル高などが圧迫】 プラチナは前週末の海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。米金融当局者のタカ派発言やインフ レ懸念を受けてドル高に振れた。11月の米ミシガン消費者信頼感指数速報値が4カ月 連続で低下し、景気減速が懸念されることも下げ要因になった。 <今日の予定> ・企業物価指数 2023年10月(日本銀行) ・米財政収支 2023年10月(財務省) ・建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS 東海林勇行
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。