LME市況=全面高、米インフレ期待の低下とドル売りの動きから

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物          3カ月物
    アルミ        2,208.95  +    5.45    2,223.50  +    8.50
    アルミ合金      1,711.00  +    0.75     1,729.00       0.00
     銅         8,081.25  +  126.56     8,167.00  + 131.50
    ニッケル      17,167.00  +  142.00    17,398.00  +  141.00
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 アルミ3カ月物は反発。売りが先行し2237ドルで取引を開始。一時2203ドル
の安値まで値を落としたが、その後、戻り歩調も2220ドルが抵抗線となる足取りが
続いた。しかし、米国の時間帯を迎えると米10月NY連銀インフレ期待が低下し、ド
ル売りの動きが買いを支援するなか地合いを引き締めて一時2235ドルの高値まで浮
上。高値を離れた後に2230ドルを割り込んだが、プラスサイドは維持して終えた。
 11月9日の指定倉庫在庫は2万2650トン増の48万1750トン。
 銅3カ月物は反発。8028.50ドルで取引を開始したが、これがこの日の安値と
なった。アジアの時間帯はアジア株の頭の重い足取りに上値を抑制されたが、その後は
米10月NY連銀インフレ期待が低下したことを受けてドル売りの動きが膨らんだこと
で上値を探る足取りを演じ、終盤には8160.50ドルの高値まで浮上。高値を離れ
たが、3ケタの上げ幅を記録して終えた。
 11月9日の指定倉庫在庫は2775トン増の18万トン。

 ニッケル3カ月物は続落。1万7190ドルで寄り付いた後に1万7540ドルまで
浮上したが、これでこの日の買い一巡感が強まった。転売で値を落とした後はアルミ・
銅の堅調な足取りに対する反応も薄く1万7300ドルを上値抵抗線とする足取りが続
いたが他非鉄貴金属の上昇を受けて値位置を切り上げて確りで引けを迎えた。
 11月9日の指定倉庫在庫は1860トン増の4万2534トン。
今日の材料
・10日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。
・中国上海総合指数は続落、14.31ポイント安の3038.97ポイント。
・欧州株は軒並み上昇。
・ニューヨーク連銀が調査した10月の消費者調査にいると、1年後のインフレ期待が
 3.6%となり、前月の3.7%から低下。
・ドルは対円では堅調に推移したが、対ユーロでは下落。ユーロドルは1ユーロ=
 1.0706ドルまで上昇し、今月9日以来の高値をつけた。
・NY貴金属、原油とも上昇。
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