シカゴコーン市況=揃って続伸、予想以下の米CPIを受けたドル売りから

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2023/12    477.00      480.00      473.00      478.25      + 1.00
   2024/03    492.00      495.75      488.25      494.25      + 1.50
   2024/05    501.25      504.75      497.75      503.75      + 1.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       352,325        513,515        1,451,398 (+ 7,421)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(11月20日−11月24日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは揃って続伸。終値の前営業日比は0.25〜2.25セント高。中心限月の
12月限は1.00セント高の478.25セント。

 シカゴコーン12月限は、米国での収穫進行やブラジルでの降雨見通しが重石となり
値を沈める場面も見られた。しかし、米消費者物価指数(CPI)が予想以下に留まっ
たことを受けてドル安傾向が強まり、金・原油も堅調となったことを受けて買い優勢に
転じ、確りとした足取りを維持して終えた。
 12月限は477セントで取引を開始。その後のアジアの時間帯の時間外取引は
476セントを前後する限られたレンジ内で高下し、欧州の時間帯に軟化して473セ
ントの安値を付ける場面が見られた。ただ、その後は米10月消費者物価指数(CP
I)の前年同月比が+3.2%と事前予想を下回ったことが手掛かりとなってドル安傾
向が強まるなか上値を探る足取りに転じ、一時は480セントの高値に到達。高値を離
れた後の戻りは浅く、この日の高値圏を維持したまま取引を終えた。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 南部ではまとまった雨量を伴う降雨が続いており、多くの穀物にとって洪水や冠水に
よる被害が発生するリスクが高い状態が続くだろう。なお、週末から来週序盤にかけて
次第に雨は止む見通し。
<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 高温乾燥が続いており、生育中のコーンと大豆にストレスを与えている。また、一部
では再作付けの必要も出てきている様子。今週末から来週序盤にかけては慈雨が期待さ
れる。

<アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部>
 今週は週末にかけて雨がちな天気が続き、多くの産地で慈雨が見込まれる。北西部で
は生育初期に乾燥に見舞われたが、この数週間は雨が降り続いており土壌水分の回復が
続いている。

<アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部>
 生育初期段階で乾燥した天気に見舞われたが、この数週間は雨がちな天気が続き、
生育環境は改善に向かっている。今週も週末にかけて雨が降り続く見通しで、引き続き
慈雨に恵まれるもよう。
米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 米プレーンズでは今週後半に寒冷前線が通過するにもかかわらず、ほとんどの地域で
降雨は発生していない。今週末には寒冷前線は南西部に抜ける見通しだが、これに伴い
散発的な降雨が発生するもよう。この雨は冬小麦にとって慈雨となるだろう。
 シカゴ小麦は反落。3銘柄では唯一の下落となった。ブラジル産地の降雨、米産地の
生育環境改善、そして黒海地域の輸出継続観測などが重石となった。中心限月の12月
限は前日比7.00セント安の572.00セントで終了した。
今日の材料
・ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州では雨が続き洪水リスクが
 高まる。
・ブラジル中部コーン及び大豆の産地では高温乾燥が続くが週末から来週にかけて
 降雨発生へ。
・アルゼンチンの南北産地ではこの数週間の雨で土壌水分が回復し生育環境が改善。
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