[今日の視点]貴金属=続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、続伸して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢とな
ろう。プラチナ系貴金属(PGM)もニューヨーク高を受けて堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は17.97ドル高
の1963.10ドル、銀が80セント高の2310セント、プラチナが19.40ド
ル高の888.30ドル、パラジウムは27.05ドル高の1017.00ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=150.39/40円で、前営業日の
大引け時点から1.32円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が9486円前後、銀は113.0円前後、プラチナは
4255円前後、パラジウムは4800円前後。
【NY金は予想以下の米CPIが支援】
 金はきのうの海外市場では、予想以下の米消費者物価指数(CPI)を受けて買い優
勢となった。
 金は予想以下の米消費者物価指数(CPI)が支援要因になった。10月の米CPI
は前年同月比3.2%上昇し、前月の3.7%から伸びが縮小し、事前予想の3.3%
も下回った。コア指数は同4.0%上昇と前月の4.1%から伸びが鈍化し、2021
年9月以来の小幅な伸びにとどまった。事前予想は4.1%上昇だった。12月の米連
邦公開市場委員会(FOMC)での金利据え置きが見込まれ、ドル安に振れた。一方、
ジョンソン下院議長(共和)が提示したつなぎ予算案に、支持を表明する民主党議員が
増えている。
 バイデン米大統領は、15日に予定されている中国の習近平国家主席との会談につい
て、会談の目標は、両国の軍のコンタクトを含む、通常の意思疎通を再開することだと
述べた。両首脳はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、米サンフ
ランシスコで会談する。

 銀はきのうの海外市場では、予想以下の米消費者物価指数(CPI)や金堅調を受け
て買い優勢となった。
【NYプラチナは予想以下の米CPIが支援】
 プラチナはきのうの海外市場では、予想以下の米消費者物価指数(CPI)を受けて
堅調となった。
 プラチナは予想以下の米消費者物価指数(CPI)が支援要因になった。米連邦準備
理事会(FRB)の利上げ停止見通しを受けて株高に振れた。またジョンソン下院議長
(共和)が提示したつなぎ予算案に民主党議員の支持が広がっており、米政府機関の閉
鎖が回避されれば景気の先行き懸念が後退することいなりそうだ。一方、上海プラチナ
の出来高が減少し、中国勢は戻り場面での買いを見送った。
<今日の予定>
・国内総生産 2023年7-9月期1次速報 (内閣府)
・中国小売売上高 2023年10月(国家統計局)
・中国鉱工業生産 2023年10月(国家統計局)
・英消費者物価指数 2023年10月(国立統計局)
・ユーロ圏鉱工業生産 2023年10月(国家統計局)
・ユーロ圏貿易収支 2023年9月(EUROSTAT)
・米小売売上高 2023年10月(商務省)
・米生産者物価指数 2023年10月(労働省)
・米製造業景況指数 2023年11月(ニューヨーク連銀)
・米企業在庫 2023年9月(商務省)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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