●短期見通し穀物、コーンは安値保合・大豆は堅調=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、米農務省(USDA)需給報告でイールド見通しが引き上げられた
ことを受けて、上値の重さを再確認している。需給緩和評価から先高感の形成が難しい
状況が続く。ただし、南米の天候リスクの蒸し返し、メキシコ向け大口輸出成約報告が
続く中、大きく値を崩す必要も乏しい。このまま安値圏で保ち合い気味の展開が続こ
う。
 大豆は、南米の天候リスク蒸し返しを受けて、地合を引き締める。内外の良好な需要
環境からの支援も強い。大豆ミール相場も高騰している。15日の圧砕統計がイベント
リスクになるが、ここで強めの需要環境が再確認されると、1400セントの節目突破
も打診されよう。最近のボックス上限が打診される。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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