シカゴコーン市況=期近中が反落、ブラジルの天候好転と大豆安から

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2023/12   468.75      473.75      467.75      468.75      - 1.25
   2024/03   488.25      493.25      487.00      487.75      - 1.25
    2024/05   499.00      504.25      497.75      499.00      - 1.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       316,858        388,518       1,431,159 (-  6,012)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米エネルギー省発表の週間エタノール統計(11月17日までの週)
 生産量:日量102万3000バレル (前週比 2万4000バレル減)
 在 庫: 2165万2000バレル (前週比69万8000バレル減)
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*米気象庁発表の6−10日予報(11月27日−12月1日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る。
(21日付。22日付は東京時間午前6時現在、未更新。)
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 コーンは期近から期中が反落。終値の前営業日比は1.75セント安〜2.00セン
ト高。中心限月の12月限は1.25セント安の468.75セント。
 ブラジル産地中北部の生育環境の好転を受けたブラジルの大幅下落が手掛かりとな
り、期近〜期中は売り優勢となった。ただ、ロシアによるウクライナへの攻撃により
黒海地域からの輸出懸念が強まり小麦が堅調となったことに支えられ、下げ幅は限られ
た。期先限月はプラスサイドで終了。
 12月限は468.75セントで売り優勢で取引を開始した後は468〜471セン
トのレンジ内での高下が続いた。シカゴの時間帯に小麦高を手掛かりにした買いが見ら
れて473.75セントの高値まで浮上し、暫く472セントを下値支持線としてもち
あう場面も見られたが、終盤に軟化に転じて467.75セントの安値を記録。安値で
買い戻された後は470セントを上値抵抗線とする安もみとなり、この水準で引けを迎
えた。
 米エネルギー省発表の11月17日までの週における1日当たりの平均エタノール生
産量は前週比2万4000バレル減の102万3000バレルだった。一方、11月
17日時点のエタノール在庫は前週比69万8000バレル減の2165万2000バ
レルだった。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 22日、23日にまとまった雨量を伴う降雨となるほか、25〜26日にかけても降
雨になると予想される。降雨がない期間が短いだけに、雨量過多による穀物への影響が
警戒される。
<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 散発的な降雨が発生しており、典型的な雨季を迎えている。土壌水分の乾燥が進んで
いるため、回復するには時間を要するが、この降雨は生育期を迎えている大豆、コーン
にとって慈雨となる。

<アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部>
 22日から23日にかけて降雨が発生。その後は27日の週まで降雨は発生しないだ
ろう。乾燥した天気は好ましくないが、これまでの雨で土壌水分が回復しており、現時
点の生育環境は良好。乾燥した天気が長期に渡らなければ生育に適した環境が続く見通
し。

<アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部>
 散発的な降雨がこの数日降り続いたことで生育初期段階には乾燥に見舞われた土壌水
分の回復に向かい、生育環境は良好となっている。長期に渡る乾燥が無ければ、良好な
生育環境が続くだろう。
米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 テキサス州では23日に降雨となるほか、寒冷前線の影響で週末にかけて気温が低下
し高地では降雪となる可能性もある。24日にかけて低気圧が移動するなか、南西部出
は降雨が発生する可能性があり、これにより土壌水分は回復に向かうだろう。
 シカゴ小麦は続伸。ロシアによるウクライナ攻撃を受けて黒海地域の穀物輸出不安が
強まるなか買い優勢となった。ただ、終値ベースでの560セント台回復には至ってお
らず、頭の重さも窺わせる足取りとなった。中心限月の12月限は前日比0.75
セント高の555.75セントで終了。
今日の材料
・ブラジル南部では一時的に雨が止むも週末に再び雨。
・ブラジル中部コーン及び大豆の産地では降雨が発生し土壌水分は改善へ。
・アルゼンチンのコーン及び大豆産地では慈雨になり良好な生育環境続く。
・11月17日までの週における1日当たりの平均エタノール生産量は前週比2万
 4000バレル減の102万3000バレル。
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