[今夜の視点]海外原油=OPECプラス加盟国で減産の足並み揃わず

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油1月限は前日比0.58ドル安の76.52ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは75.30〜76.81ドル。
 今晩の海外原油は下値は堅いながらも新規買いには慎重派が多く、戻りは抑えられ、
軟調な展開か。
 石油輸出国機構(OPEC)プラスの合同閣僚監視委員会(JMMC)が26日から
30日に延期され、加盟国間で原油減産に対する足並みが揃っていないことを感じさせ
る。米国の高金利政策の長期化に対する不安は和らいではいるが、欧州、中国の景気回
復に対する不安から需要減少懸念が強いことも戻り圧迫要因になるとみられる。
<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】16:00 国内総生産 2023年7-9月期確報(連邦統計庁)
【経済】18:00 景況感指数 2023年11月(ifo)
◆ アメリカ ◆
【農産】22:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
◆ カナダ ◆
【経済】22:30 小売売上高 2023年9月(カナダ統計局)
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