−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2023/12 468.00 470.50 462.50 463.25 - 5.50 2024/03 487.50 489.25 481.75 482.50 - 5.25 2024/05 498.50 500.25 493.75 494.50 - 4.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 245,749 316,856 1,426,767 ( - 4,392) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(11月16日までの週) コーン:143万2400トン(事前予想レンジ:70万〜165万トン) 小 麦: 19万7200トン(事前予想レンジ:12.5万〜50万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(11月30日−12月4日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並み〜上回る コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンも続落。終値の前営業日比は5.50〜0.25セント安。中心限月の12月 限は5.50セント安の463.25セント。 大豆がさらに崩れたことや、ブラジル中部産地の降雨による作柄改善観測に圧迫され た。週間輸出成約高は143万トン台と先週から減少したものの高水準だったが、支援 材料とはならなかった。 12月限は米国の時間帯から取引が再開されて、468.00セントで始まり、 462.50〜470.50セントで推移。引けはその安値に近い463.25セント だった。 米農務省(USDA)発表の11月16日までのコーン週間純輸出成約高は143万 2400トンと、前週の180万7500トンから減少したが引き続き高水準となっ た。累計輸出成約は2253万0700トンで前年同期の1774万9700トンを約 26.9%上回っている。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(現地情報を要約)。 <ブラジル産地> 中部産地では散発的な降雨が発生して、これまで以上に典型的な雨季の天気が続きそ うだ。これまでの雨不足が大きいため回復には時間がかかるが、生育中の大豆にとって は恵みとなりそうだ。来週はより局地的なものになりそうだが、さらに降雨が見込まれ る。 一方、南部産地でも今週末さらにまとまった降雨が見込まれる。 <アルゼンチン産地> 今週半ばに北部産地で降雨となったものの、来週にかけてより降雨が少ない天気にな る見込み。乾燥した天気は歓迎されないものの、今季の当初や近年と比べて土壌水分は 良好となっている。乾燥した天気は長く続かず、来週半ばまでには再び降雨が見込まれ る。 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 米プレーンズでは、ネブラスカ州西部〜テキサス州北端にかけて広範に降雪警報や注 意報が発令されており、強風や局地的に豪雪に見舞われるため、大半の農作業は停止を 余儀なくされるだろう。 シカゴ小麦は反落。米プレーンズでは悪天で一部生育懸念もあるが、シカゴ穀物全面 安の流れに抗しきれなかった。またこの日発表された週間輸出成約高が引き続き低調だ ったことも圧迫要因。中心限月の12月限は前日比7.00セント安の548.75セ ント。 今日の材料 ・ブラジル南部産地では今週末さらにまとまった降雨。 ・ブラジル中部産地でも降雨。これまでの雨不足が大きいため回復には時間がかかる が、生育中の大豆にとっては恵みの雨となる見込み。 ・アルゼンチン産地は目先降雨は少ないものの、土壌水分は良好で来週半ばまでに再び 降雨見込み。 ・ネブラスカ州西部〜テキサス州北端にかけて広範に荒天により大半で農作業が停止。 MINKABU PRESS
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