きょうの為替市場、前日までのドル売りが一服し、ドル円は一時147円台後半まで買い戻されていた。前日の流れを引き継いで東京時間には146円台まで一時下落し、本日の100日線が147円ちょうど付近に来ているが、その水準を下回っていた。現状はサポートされている格好。 ただ、上値は重そうだ。ドル円は今週に入ってからの下落で、再び下値に意識が向かっており、オプション市場ではファンド勢がプット(売る権利)の買いを積極的に購入しているとの観測も流れている。それは下落期待を意味する。 市場は、前日のFRB理事の発言で来年の利下げ期待を一層強めており、短期金融市場では5月の利下げ開始を有力視し始めている。場合によっては3月との見方も高めている状況。 ウォラーFRB理事は前日の講演で「現在の政策が景気を減速させ、インフレを2%に戻すのに十分な位置にあるとますます確信している」と述べていた。市場が期待している利下げには言及していないが、市場からは「市場は来年の利下げに前向きと解釈している」と指摘も出ていた。やや拡大解釈とも思われるが、ドルの下値警戒感を高めている市場を刺激したようだ。 USD/JPY 147.36 EUR/JPY 161.59 GBP/JPY 186.76 AUD/JPY 97.40 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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