−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/01 1,346.50 1,352.00 1,337.00 1,347.00 + 0.50 2024/03 1,364.00 1,370.00 1,356.00 1,365.50 + 0.75 2024/05 1,378.00 1,383.25 1,368.75 1,378.75 + 0.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 211,905 263,445 736,483 (- 396) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(12月5日−12月9日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆はまちまち。期近3本は小幅高。終値の前営業日比は0.50セント安〜 2.00セント高。中心限月の1月限は0.50セント高の1347セント。 ブラジルで降雨を受けて生育環境が改善されながらも生育初期での高温乾燥による影 響が警戒されるなど、強弱材料が交錯するなか、月末を迎えた玉整理基調が加わったこ とでまちまちとなった。 この日、1月限は1340セント台後半で推移する場面が多く見られた。1346. 50セントで取引を開始した直後に1352セントの高値に達した後は1342〜 1347セントのレンジで高下。欧州の時間帯終盤に浮上して1351セント台に達す る動きも見られた後、シカゴの時間帯を迎えると急速に軟化して1337セントの安値 に達する振幅のある動きを見せた。終盤はじりじりと値位置を切り上げる足取りを演じ たが、1350セントに達すると売り直され、小高く取引を終えた。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> パラナ州を中心に引き続き降雨が発生。一方のリオグランデドスル州では12月2〜 3日の週末を終えるまで少雨傾向となる見込み。これにより過剰な土壌水分も緩和に向 かうことが期待される。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 散発的な降雨が発生しており土壌水分の回復が促されている。12月2日から3日に かけて再び慈雨となるだろう。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> 29日から12月1日にかけてほとんどの産地で降雨が発生。今後も雨がちな天気が 続き、コーン及び大豆の作付け並びに生育に適した天気が続く見通し。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> 散発的な降雨がこの数日降り続いているうえ、来週も降雨が見込まれている。良好な 生育環境が続くだろう。 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 現在低下して居る気温は週末にかけて上昇する見込み。そのため現在積もっている雪 も解け、これに伴い土壌水分も回復するだろう。 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に軟調で終えた。大豆粕1月限は11月半ばにかけ て上伸し、460ドルに達した後の修正から売り優勢となったが、この日の下落で売り 一巡の様相を強めている。大豆粕期近1月限は3.50ドル安の427.00ドルで終 了。 今日の材料 ・ブラジル南部ではパラナ州では引き続き過剰な土壌水分が懸念される。 ・ブラジルリオグランデドスル州では少雨傾向となり過剰な土壌水分は改善へ。 ・ブラジル中部コーン及び大豆の産地では降雨が発生し土壌水分は改善へ。 ・アルゼンチンのコーン及び大豆産地では慈雨が続き良好な生育環境を維持。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。