[今夜の視点]シカゴ大豆=アジア時間にさらに軟化、直近安値が視野

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は下落。1月限は前日の安値を大きく下回り1330セント台
を割り込んでいる。前日は穀物の堅調さに比べて軟調な展開となったが、アジアの時間
帯にさらに崩れている。1月限は直近安値の1323.50セントが視野に入ってき
た。

 前日のシカゴ大豆はまちまち。期近の主要限月は軟調。週間輸出成約高は189万ト
ン台と、事前予想レンジの上限を上回って高水準となったが、コーンと違って期近が軟
調だったことで、ブラジル産地の降雨が弱材料視された。大豆製品安も嫌気された。

 1月限は1339.25セントまで下落したが、引けは1342.75セントと何と
か1340セント台を回復した。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 18:00 製造業購買担当者景況指数 2023年11月確報(Markit)
◆ アメリカ ◆
【経済】 12/2 00:00 建設支出 2023年10月(商務省)
【経済】 12/2 00:00 製造業景況指数 2023年11月(ISM)
【経済】 新車販売台数 2023年11月(Autodata)
【商品】 12/2 05:30 建玉明細報告(CFTC)
◆ カナダ ◆
【経済】 22:30 雇用統計 2023年11月(カナダ統計局)

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