続落、来年の米景気悪化懸念が重し=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=74.07(-1.89 -2.49%)

 ニューヨーク原油は続落。今週の石油輸出国機構(OPEC)プラスの閣僚会合で追加減産が合意に至ったものの、規模が限定的だったことが引き続き相場を圧迫した。来年にかけて主要国経済が悪化し、米経済も弱含んでいくとみられているなかで需要の下振れや供給過剰が警戒されている。11月の米ISM製造業景気指数は46.7と、13ヶ月連続で景気判断の分岐点を下回った。

 時間外取引で1月限は前日終値付近で小動き。通常取引開始後は76.76ドルまで強含んだが、動意は限定的。ただ、終盤にかけて売りが強まると、73.93ドルまで下落した。

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