貴金属は、総じて下落して寄り付く見通し。金、プラチナはニューヨーク続落を受け たドル建て現物相場の下落から売り優勢となろう。銀は期先がニューヨーク安から売り 優勢となる可能性が高い。パラジウムは出来ず。帳入値が下落か。序盤、金は50円程 度の下げが目立つと予想するが、売り一巡後、下値切り上げの動きがあるかに注目。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は13.60ドル安 の2019.49ドル、銀が36セント安の2415セント、プラチナが14.50ド ル安の899.90ドル、パラジウムは40.04ドル安の933.40ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=147.12/14円で、前営業日の 大引け時点から0.21円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が9561円前後、銀は115.8円前後、プラチナは 4231円前後、パラジウムは4800円前後。 【金は2000ドル台で値固めできるかに注目】 金はきのうの海外市場では、ドル堅調から売り優勢。米国債の利回り低下もドルが対 ユーロ中心に堅調な足取りとなったことから売り圧力が強く推移。ニューヨーク金の引 け後のドル建て現物相場は2020ドルを挟んで推移。現物価格はニューヨーク金の場 中に2010.70ドルまで下落。安値から約10ドル戻している。利食い売りを含む パニック的な売りは一巡し、打診買い的な買いがあったもよう。今週は米労働市場の経 済指標の発表が続く。2000ドル台で値固めができるか注目場面。 JPX金は4日に先限が1万0028円の高値をつけ、上場来高値を更新した。その 後、下げに転じ、夜間取引で9517円まで下落。約500円、高値から離れ、高値警 戒感感は和らいだ。週後半、9500円を支持線の値固めできるかに注目したい。 銀はきのうの海外市場では、ドル高、弱気のテク二カルや金軟調を受けて売り優勢と なった。銀ドル建て現物価格はニューヨーク銀の下げにつられ、2400セント割れを 試すまで値を崩した。下値を切り上げているが、11月後半の暴騰に対する調整安がま だ続いている。 【NYプラチナは貴金属相場の下落から900ドル割れを試す】 プラチナはきのうの海外市場では、売り優勢。貴金属相場全体の下げに巻き込まれて いる印象が強い。期近1月限は900ドル割れを試す下落。大口投機家の手じまい売り がかなりあったもよう。中国の景気に対する警戒感が強い。24年の供給不足予想だ が、弱気地合いを完全払拭に至る前に調整安に再度、陥っていいる。 <今日の予定> ◆ オーストラリア ◆ 【経済】09:30 国内総生産 2023年7-9月期(連邦統計局) ◆ 日本 ◆ 【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報(石油連盟) 【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁) ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】19:00 小売売上高 2023年10月(EUROSTAT) ◆ ドイツ ◆ 【経済】16:00 製造業受注 2023年10月(経済技術省) ◆ アメリカ ◆ 【経済】21:00 住宅ローン申請指数(MBA) 【経済】22:15 雇用統計 2023年11月(ADP) 【経済】22:30 貿易収支 2023年10月(商務省) 【工業】12/7 00:30 週間石油統計(EIA) ◆ カナダ ◆ 【経済】22:30 貿易収支 2023年10月(カナダ統計局) 【経済】12/7 00:00 政策金利発表(カナダ銀行) 【経済】12/7 00:00 Ivey購買担当者景況指数 2023年11月(RISB) MINKABU PRESS 森 成俊
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