石油午前=下落、来年にかけての需給悪化懸念が重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。来年初めにかけての需給悪化懸念が相場を圧迫している。需
要が弱含む傾向にある1−3月期にかけての石油輸出国機構(OPEC)プラスの追加
減産が不十分であるとみられている.来年の世界的な景気悪化や需要下振れ懸念も重
し。円相場が1ドル=147円前半で円売りがやや優勢となっていることは国内市場の
下支え要因。時間外取引でニューヨーク原油は小動き。
 原油の2024年4月限は軟調も、日中取引開始後は下げ幅をやや縮小している。一
時6万9570円まで切り返した。
 午前11時03分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
700〜450円安。
 午前11時03分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1683枚。
【イスラエルは地下トンネルに海水を注入へ】
 ガザ地区で軍事行動を継続するイスラエル軍は同地区南部にも侵攻しており、ハマス
が潜伏しているとされる地下トンネルに海水を注入することを計画しているという。米
国はイスラエルに年明けの停戦を要請しているが、停戦の行方は不透明。
【海外原油夜間取引=小動き】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.02ドル高の72.34ドルで推移。
本日これまでのレンジは72.08〜72.47ドル。
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