石油午前=大幅安、来年の世界的な景気悪化懸念が重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は大幅安。来年の景気悪化や需要下振れが警戒されて海外原油が一段
安となった。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)でも追加利上げ含みの据え置き
が続く可能性が高く、世界最大の石油消費国の需要悪化が意識されている。円相場は
1ドル=146円後半で円高・ドル安推移。時間外取引でニューヨーク原油はしっか
り。
 日中取引開始後、原油の2024年4月限は大幅安。夜間取引で下げは一服している
ものの、戻りは鈍い。
 午前11時02分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
2360〜1190円安。
 午前11時02分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が2308枚。
【本日は中国貿易収支】
 本日は中国の11月貿易収支が発表される。10月の輸入は2月以来に前年比プラス
に浮上しており、堅調な結果が続くようだと世界的な景気懸念が後退しそうだ。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.38ドル高の69.76ドルで推移。
本日これまでのレンジは69.28〜69.81ドル。
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