[今夜の視点]シカゴ大豆=週間輸出成約高やデイリー報告の有無にも注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は堅調。1月限は直近で13ドル台を回復している。目先は8
日の米農務省(USDA)の月例需給報告が最大の焦点となるため、今夜は玉整理主体
に様子見ムードが強まることも考えられる。1月限はこのところ続いている13ドルの
節目を挟んだ高下となるか。
 また前日はデイリーでの大口輸出成約にも反応薄だったが、これは続く傾向もあるの
で、今夜はその有無にも注目したい。また週間輸出成約高も発表される。

 前日のシカゴ大豆は下落。デイリー報告で中国向けの大口輸出成約が発表されたが、
支援材料とはならず、ブラジル産地の降雨が引き続き圧迫要因となった。また穀物が下
落したことも嫌気された。

 1月限は1293.75セントまで下落して、引けも1295.50セントとあり戻
さず、13ドル台を割り込んだ。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 19:00 国内総生産 2023年7-9月期確報(EUROSTAT)
◆ ドイツ ◆
【経済】 16:00 鉱工業生産指数 2023年10月(経済技術省)
◆ フランス ◆
【経済】 16:45 国際収支 2023年10月(フランス銀行)
【経済】 16:45 貿易収支 2023年10月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】 22:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 12/8 00:00 卸売在庫 2023年10月確報値(商務省)
【経済】 12/8 05:00 消費者信用残高 2023年10月(FRB)
【農産】 22:30 週間穀物輸出成約高(USDA)

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