石油午前=急激な円高で下落、来年の世界経済も不透明

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。昨日からの急激な円高・ドル安が国内市場を圧迫している。
海外市場で円相場は一時141円半ばまで円買い・ドル売りが活発化し、8月以来の円
高水準となった。来年以降の世界的な景気悪化懸念も需要見通しを圧迫。ただ、足元で
円相場は143円前半で推移しており、円高は一服している。時間外取引でニューヨー
ク原油は堅調。
 日中取引開始後、原油の2024年4月限は下落。一時6万5300円まで売りが再
び強まる場面があった。ただ、売り一巡後はやや戻している。
 午前10時59分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1550〜940円安。
 午前10時59分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が2067枚。
【11月のイラク輸出量は減少】
 イラク石油省によると、11月の輸出量は343万3000バレルまで減少した。
10月は8ヶ月ぶりの高水準となる同353万4000バレルだった。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.71ドル高の70.05ドルで推移。
本日これまでのレンジは69.50〜70.07ドル。
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