ゴム市況＝ＲＳＳは株安や円高を受けて総じて軟調、上海高には反応鈍く

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
    　             ＲＳＳ３　　　　　   　　           ＴＳＲ２０
　  2023/12　　  　 2024/05　   　 2024/11        2024/01     　2024/12
　236.7   0.0     237.5  - 3.1   250.0   0.0    207.0  - 5.0　210.0  - 4.0
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 　　　上海ゴム　　　　5月限  　13,460　　 + 170　　　（午後３時10分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は総じて軟調。寄り付きでは、上海夜間が堅調に推移したものの、株
安や円高を嫌気して、売りが先行した。中盤以降は、日中取引の上海ゴムが上げ幅を拡
大したが、これに対する反応は鈍く、円高を背景に売り物がちの展開となった。
　ＴＳＲ２０は出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比３．１円安〜変わらず、活発限月の５月限は同
３．１円安の２３７．５円、期先１１月限は同変わらずの２５０．０円、総出来高は
１８５７枚。ＴＳＲ２０の帳入値は同５．０〜４．０円安。
【下値模索】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、株安、円高などを受けて、下落した。前日に続き上
海ゴムは上昇したが、これに対する反応は鈍かった。ＪＰＸゴムＲＳＳ３号の活発限月
の５月限は、終値ベースでは２４０円台を割り込んだ。目先、節目の２３５．０円や
２３０．０円が意識される。
　日足をみると、過去８営業日で陽線はわずか１本となっている。一方的な下落が続い
ている。この背景には、最近の円高が影響しているとみる。ドル・円は昨日は、１４１
円後半までの暴落を演じており、売られ過ぎ感も出てきた。ドル・円が短期の調整高と
なれば、ゴム相場も反発場面を迎えそうだ。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲ２０はやや買い優勢の展開とな
り、０．８〜１．２セント高。

　上海ゴムは買い先行、夜間取引から買いがやや優勢となり、中心限月の５月限は、前
日比１０５元高の１万３３９５元で取引を終えた。日中取引に入ってもジリジリと水準
を引き上げ、一時１万３４８５元まで上昇した。

MINKABU PRESS

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