[今夜の視点]シカゴ大豆=需給報告が焦点

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は堅調。1月限は1310セント台半ばまで地合いを引き締め
ている。今夜は注目の米農務省(USDA)の月例需給報告が最大の焦点となる。米国
産の需給に加えて、南米産の新穀の生産高見通しにも注目したい。また発表前の11月
の米雇用統計にも注目したい。

 前日のシカゴ大豆は反発。ドル安に振れたことでシカゴ穀物全面高となるなか、週間
輸出成約高が151万トン台と事前予想レンジの上限だったことに支援された。8日の
USDAの月例需給報告を控えて買い戻しが先行した。

 1月限は1318.25セントまで上伸した後、引けも1311.75セントと13
ドル台を回復した。

<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】 16:00 消費者物価指数 2023年11月確報(連邦統計庁)
◆ アメリカ ◆
【経済】 22:30 雇用統計 2023年11月(労働省)
【経済】 12/9 00:00 消費者信頼感指数 2023年12月速報値(ミシガン大)
【農産】 12/9 02:00 世界穀物需給見通し(USDA)
【農産】 12/9 02:00 農産物生産高(USDA)
【商品】 12/9 05:30 建玉明細報告(CFTC)

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