前週は、トウモロコシ相場がじり高の展開なった。現物市場が安値拒否の動きを見せ ていること、良好な輸出需要環境、小麦相場高などが下値を支えた。ただし、根強い需 給緩和評価が上値を抑え、大きな値動きには発展しなかった。大豆の降雨見通しを手掛 かりに調整売りが優勢だった。ブラジルの生産高見通しを引き下げる動きも強かった が、それ以上に南米の降雨見通しが嫌気された。 今週のトウモロコシ相場は現行価格水準で横這い推移になろう。農家が安値拒否の姿 勢を強めており、下落余地は乏しい。一方で、需給緩和状態で先高感の形成は難しい。 このまま現在の価格水準で揉み合う展開になろう。南米の天候に注意が必要だが、積極 的にリスクプレミアムを加算していくような動きは想定しづらい。大豆は南米の降雨が 続くと上値を圧迫されるが、良好な需要環境や剤尾のタイト化見通しからは1,300セン ト水準は下げ過ぎ感が強い。1300セントでの下げ止まりの有無を打診する局面にな る。 予想レンジは、トウモロコシが475〜500セント、大豆が1285〜1340セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。