[本日の見通し]石油=売り優勢、今晩の米CPIは支援要因となるか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2024年5月限は軟調。6万8190円まで水準を切り下
げた。
 今晩は11月の米消費者物価指数(CPI)が発表される。先行指標である生産者物
価指数(PPI)は6月に前年比+0.3%まで鈍化した後、一時的に再び加速した
が、伸びは低水準のままであり、CPIも減速が続く可能性が高い。今回の米CPIの
結果次第が手掛かりとなり、年内最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)がハト派寄
りの結果になるとは思わないが、少なくとも来年の米利下げ開始期待は根強いだろう。
海外原油は下げ渋りが続くか。
 時間外取引でニューヨーク原油1月限は前日比0.09ドル高の71.41ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは71.36〜71.49ドル。
 原油5月限の予想レンジは6万7300円から6万8300円、ガソリン先限は8万
0500円から8万1500円、灯油先限は8万1000円から8万2000円。
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