●論点解説穀物、小麦連動で下落も現物堅調=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 11日のトウモロコシ相場は利食い売り優勢の展開になった。大豆相場は南米の乾燥
懸念を蒸し返す形で急伸したが、トウモロコシ相場の上値は重かった。前週に中国の大
規模買い付けで急伸していた小麦相場に利食い売りが膨らんだ影響である。トウモロコ
シ相場に関しても、持ち高調整の動きが強かった。ただし、現物市場は安値を拒否して
おり、引き続き農家の安値拒否の動き、良好な需要環境が相場を下支えしていることが
確認できる。改めて値を崩すような必要性は乏しい。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。