●論点解説金、20ドル超の急落も持高調整のみ=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 11日の金相場は20ドル超の急落地合になったが、明確な売買材料は見当たらな
い。米長短金利やドルは小動きであり、金相場の急落とは整合性が取れていない。単純
に米インフレ指標や米連邦公開市場委員会(FOMC)といったイベントを前に持高調
整が進んだだけの可能性が高い。前週に一時2150ドルを上抜いた反動局面と言えよ
う。ただ、その結果として過熱感は急速に薄れ、逆に値ごろ感が急速に高まっている。
インフレ指標やFOMCが利上げ終了観測を支持する内容になれば、押し目買いが誘わ
れよう。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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