石油午前=軟調、来年以降の世界経済は不透明

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は軟調。先週急落した反動で海外原油が小幅続伸したことから小高く
推移する場面はあったが、次第に売りが優勢となった。東京時間帯の円相場が1ドル=
145円半ばまで円高・ドル安推移したことが重し。来年以降の世界経済の不透明感も
圧迫要因。ただ、時間外取引でニューヨーク原油はしっかりと推移している。
 日中取引開始後、原油の2024年5月限は前日終値付近でもみ合った後、6万
7630円まで下げた。ただ、下げ幅は限定的。
 午前11時08分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
390円安〜320円高。
 午前11時08分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が836枚。
【今晩は米CPI】
 今晩は11月の米消費者物価指数(CPI)が発表される。コア前年比の市場予想は
+4.0%と、前回から横ばいの見通し。インフレ率の高止まりが意識されている。
【海外原油夜間取引=しっかり】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.13ドル高の71.45ドルで推移。
本日これまでのレンジは71.27〜71.52ドル。
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