●短期見通しゴム、まだ下値不安を維持する=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 急激な円高が上値を圧迫し、先高感は後退している。急ピッチな円高一服が修正高を
促すが、引き続き円高環境の上値圧迫を想定しておく必要がある。中国経済の減速懸念
が蒸し返されていることもネガティブ。上海ゴム相場の値動きも不安定だが、レンジは
切り下げ傾向にある。産地供給環境には大きな問題は認められない。短期的な下げ過ぎ
感も強まり始めるが、9月に取引レンジが形成された228〜240円水準での下げ止
まりの有無が焦点になる。低在庫環境の再評価といった動きがみられるまでは、下値不
安が維持される。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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