−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2023/12 459.25 467.00 459.25 462.50 + 2.00 2024/03 482.00 488.00 481.75 485.25 + 3.75 2024/05 494.50 500.00 494.25 497.25 + 3.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 177,426 197,288 1,250,889 (+ 913) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(12月18日−12月22日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは出来高の薄い期先4本以外が反発。終値の前営業日比は2.75セント安〜 3.75セント高。期近3月限は3.75セント高の485.25セント。 前日に大きく下落した小麦が反動高となったことに追随する買いが見られた。ただ、 前日の高値を上抜くとすぐに売り直されたうえ、取引レンジは前日とほぼ同程度と方向 感に欠ける足取りにとどまった。 3月限は482セントで取引を開始。その後は欧州の時間帯の時間外取引を終えるま で484.25セントが上値抵抗線として意識されるもちあいとなった。シカゴの時間 帯を迎えると急速に値位置を切り上げて488セントの高値に浮上したが、転売に頭押 されて引けにかけて次第に上げ幅を縮小。プラスサイドを保ったが、この日の高値から は外れて取引を終えた。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> 今週は小傾向となっており、長雨の後の小休止となっている。週末には再び低気圧が 到来する見込みだが、この数カ月に渡って経験したような豪雨にはならないだろう。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 今週も雨は降り続く見通しだが、より局所的となるうえ雨量も減少するもよう。平年 を下回る雨量にとどまることで、大豆の作柄に与える影響が警戒される。来週末にはま とまった量の降雨量を伴う雨が見込まれる。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> 来週上旬にかけて降雨が続くだろう。広い範囲で降雨となるほか、一部ではまとまっ た雨量を伴う雨となりそうだが、生育環境は良好を維持。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> 今後は週末から来週上旬に降雨が見込まれ、一部ではまとまった雨量を伴う降雨が見 込まれるが、大豆、コーンの生育にとって良好な状態が続く見通し。 シカゴ小麦は大幅反発。前日に大きく値を落とした後の買い戻しが先行した。ドル売 りの動きが見られたことで、米国産小麦の輸出用需要期待が高まったことも買いを促す 一因となった。期近3月限は前日比16.00セント高の625.50セントと2ケタ の上げ幅を記録して終了した。 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 13日には低気圧が到来し多くの地域で散発的な降雨が発生するだろう。この低気圧 はゆっくりと移動し、東部に到達するのは週末になる見込み。一部地域ではまとまった 雨量となるほか、南西部では降雪の可能性もある。この雨はテキサス州からオクラホマ 州にかけての土壌水分が乾燥した地域にとって慈雨となるだろう。 今日の材料 ・ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州では少雨傾向に。 ・ブラジル中部コーン及び大豆の産地の雨量は限られ大豆の作柄への影響が警戒され る。 ・アルゼンチンの南北産地では良好な生育環境が続く。 MINKABU PRESS
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