[今夜の視点]金・銀=引け後のFOMC声明待ち、下げ継続を警戒すべき

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、戻り売り圧力強く推移。アジア市場では、朝方の1978
ドル台から、午前9時前に1982ドル台に上昇。1980ドル台では戻り売りが待
ち受け、午後になり、1977ドル付近に軟化。
 今夜はニューヨーク金の引け後に米連邦公開市場委員会(FOMC)から声明文の発
表があり、新規買いには慎重派が多いとみる。1975ドルが支持線になっているが、
米10年債利回りの上昇、ドルが反発となれば、この水準を下抜けるだろう。昨日の米
消費者物価指数(CPI)を手掛かりにタカ派的な据え置きの継続が意識されており、
ドルの代替資産である金相場では、下方向を見据えておく場面か。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】19:00 鉱工業生産 2023年10月(EUROSTAT)
◆ イギリス ◆
【経済】16:00 貿易収支 2023年10月(国立統計局)
【経済】16:00 鉱工業生産指数 2023年10月(国立統計局)
【経済】16:00 製造業生産指数 2023年10月(国立統計局)
◆ 南アフリカ ◆
【経済】17:00 消費者物価指数 2023年11月(南アフリカ統計局)
【経済】20:00 小売売上高 2023年10月(南アフリカ統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】22:30 生産者物価指数 2023年11月(労働省)
【経済】12/14 04:00 FOMC声明文公表(FRB)
【経済】--:-- 連邦公開市場委員会(FRB)
【工業】12/14 00:30 週間石油統計(EIA)
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