NY時間に入ってドル円は売りが優勢となっており、145円割れを試す動きも見られた。先ほど発表になった11月の生産者物価指数(PPI)は予想を下回り、インフレ圧力の緩和を示唆した。米国債利回りも低下しており、ドル円の戻り売りを誘っているようだ。 ただ、市場は午後のFOMCの結果待ちの雰囲気が強い。物価上昇圧力は数十年来の高水準からは後退しているが、2%目標に達するとまではまだ確信が持てない状況。労働市場は依然として堅調で、個人消費と経済全体をけん引している。 FOMCは金利を再び据え置く見通しだが、パウエル議長は追加利上げの可能性も残し、恐らくこれまでのタカ派姿勢を継続すると見られている。利下げの前に物価上昇の持続的な後退を確認したい意向を改めて表明するものと見られている。 今回は経済見通しや金利見通し(ドット・プロット)も発表される。ドット・プロットでは来年末の見通しに利下げをどの程度見込んでくるか注目される。短期金融市場では来年に計1.00%の利下げを織り込んでいるが、恐らく市場の期待ほどの利下げを見込むことはないと考えられている。 ただ、FRBがこれまで通りにタカ派なメッセージを送ったとしても、市場が現在のスタンスを大きく変えるかどうかは未知数。 なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は146円に観測。 13日(水) 146.00 (13.2億ドル) 15日(金) 146.00 (16.6億ドル) USD/JPY 145.22 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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