ドル円、159円台をうかがう展開 米雇用統計後の下げを完全に取り戻す=NY為替序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 きょうの為替市場、NY時間にかけてドル円は買い戻しが優勢となっており、159円台をうかがう展開が見られている。先週の弱い米雇用統計を受けた下げを完全に取り戻し、介入後の高値を更新。

 日米両政府が7月31日実施した円買い協調介入は、日銀の植田総裁が決定会合で9月利上げを強く示唆したことが決め手となったと伝わったことで、一時円高に振れる場面も見られたものの、一時的な動きに留まっている。

 ポイントとなっている200日線を再び回復し、介入後からのリバウンド相場の流れは維持されている。本日の100日線が160円付近に来ており、目先の上値メドとして意識されるが、同時に介入警戒感も高まりそうな情勢。

 日銀が本日、7月31日に終了した決定会合の「主な意見」を公表。複数の政策委員から、従来想定されていた以上のペースで利上げを進める必要性に言及するタカ派的な意見が相次いでいた。委員からは基調的な物価上昇率が2%に近づくなか、「物価上振れリスクへの配慮が必要」との声が上がっていた。さらに、市場の想定よりも早く利上げが進む可能性や、金融緩和の調整を加速させる必要性も指摘された。短期金融市場では9月の利上げ確率を63%、10月までであれば100%で利上げを織り込んでいる。

 なお、今週は米消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)が注目イベントとなる。

 日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。

10日(月)
現行付近にはなし

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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