14日前引けの日経平均株価は前営業日比125円20銭安の3万2801円15銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は9億4779万株、売買代金概算は2兆2716億円。値上がり銘柄数は510、対して値下がり銘柄数は1108、変わらずは43銘柄だった。 きょう前場の東京株式市場は朝方はリスク選好で始まった。前日の米国株市場ではFOMCの結果とパウエルFRB議長の記者会見を好感し、NYダウが大幅高で史上最高値を更新しており、これを好感する形で東京市場も主力株をはじめ広範囲に買いが広がった。ただ、買い一巡後は利益確定の動きが顕在化し、日経平均は急速に値を消す展開に。為替市場で円高が進んでいることなどが嫌気された。値下がり銘柄数は1100を超え、全体の3分の2を占めた。売買代金は2兆2000億円台と前場としては高水準。 個別ではレーザーテック<6920>が値を下げ、東京電力ホールディングス<9501>も大幅安。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売られた。トヨタ自動車<7203>も安い。富士通ゼネラル<6755>が大幅安、ヤーマン<6630>も急落した。半面、ディスコ<6146>が買い優勢、リクルートホールディングス<6098>も値を上げた。野村マイクロ・サイエンス<6254>も高い。宮越ホールディングス<6620>が急伸、大日精化工業<4116>、SANKYO<6417>も値を飛ばした。 出所:MINKABU PRESS
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