シカゴ大豆の夜間取引は堅調。1月限は直近で再び1310セント台に乗せている。 前日の引け後の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文公表以降、ドル安が進展し ていることもあり、やや買い優勢の展開となっている。 1月限は前日の下落で再び13ドルの節目が視野に入っており、今夜はそれを引けで 維持できるか否かが注目されそうだ。南米産地の天気予報や週間輸出成約高、さらには このところ続いているものの、あまり材料視されていないデイリーでの大口輸出成約の 有無にも注目したい。また大豆製品の12月当限が納会する。 前日のシカゴ大豆は期近から大幅続落。このところほぼ毎日デイリー報告で大口輸出 成約が発表されているが、この日も支援材料とはならず、ブラジル産地の乾燥懸念の後 退に圧迫された。 1月限は1302.50セントまで下落した後、引けは1307.50セントだっ た。13ドルの節目が視野に入っている。 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】 17:00 金融政策理事会(ECB) 【経済】 22:15 理事会結果公表(ECB) ◆ イギリス ◆ 【経済】 21:00 政策金利公表(BOE) 【経済】 21:00 金融政策委員会議事録 12月13日分(BOE) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 22:30 小売売上高 2023年11月(商務省) 【経済】 22:30 新規失業保険申請件数(労働省) 【経済】 22:30 輸出入物価指数 2023年11月(労働省) 【経済】 12/15 00:00 企業在庫 2023年10月(商務省) 【農産】 22:30 週間穀物輸出成約高(USDA) 【納会】 コーン・大豆ミール・大豆油・小麦 2023年12月限(CBOT) ◆ カナダ ◆ 【経済】 22:30 製造業出荷 2023年10月(カナダ統計局) MINKABU PRESS
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